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デジラマとは
デジラマって何?
「デジラマ」は「デジタルジオラマ」の略称です。
プラモデルやフィギュアといったTOYグッズをデジカメで撮影し、実際の風景写真と合成して、さも実在する写真であるかのように見せる手法です。
Photoshopなどのグラフィックソフトを利用し、作業を行います。
筆者とデジラマの出会い
私がこの「デジラマ」という言葉に出会ったのは、2004年12月に刊行された「デジラマ合成テクニック」という書籍でした。
どうやって書籍の発売を知ったかはおぼろげですが、当時、毎週欠かさずに週刊アスキーを買っていたころなので、おそらくそこに出ていた広告を目にしたんだろう、と思います。
書店で見つけて即購入。
家で中を開いたときの感動!
仕事柄、Photoshopが使える環境にあったので、すぐに実践してみました。
面白い!
このムックは、数人のデジラマ製作者の共著という形をとっており、どの方も、それはすばらしい技術の持ち主です。
その中でも「この人の作品、好きだなぁ、もっと見たいなぁ」と思ったpowellさんのサイトをネットで見つけることができ、コンタクトを取って、今でも仲良くしていただいているのは、私の人生でも最高な出会いのひとつです。
この「デジラマ合成テクニック」は、今でも私のバイブルです。
その他の書籍
デジラマを楽しめる書籍は、ほかにも刊行されています。
上記「デジラマ合成テクニック」とほぼ同時期に発売されたのが「GUNDAM PHOTOGRAPHY(ガンダムフォトグラフィー)」です。
この本は「作り方」を指南してくれるものではなく、デジラマの「作品集」的な位置づけのものです。とてもクオリティの高いデジラマが満載の写真集です。
ちょっとお値段が高いですが、今は「ガンダムフォトグラフィー エレメントDセレクション」という廉価版が売っているみたいです。
見ていてワクワクする写真ばかりですので、ぜひ見かけたら、中を覗いてみてください。
そして、もう一冊。
『ガンダム名場面 Photoshopでリアル再現 デジタルジオラマ合成術』という書籍です。これは上記2冊からは大きく時間をあけて2011年7月に発売されました。出版社もPhotoshopをはじめとするグラフィックデザイン誌を手掛けるエムディエヌコーポレーションです。
爆発エフェクトの作り方などのノウハウが載っているハイツー本ですが、さすがエムディエヌが出しているだけあって「ある程度Photoshopがわかる人」が読む前提になっています。「これからPhotoshopをはじめよう!」という人にはちょっと難しいかも…
それから、作例見本がかなり微妙で「おぉ、かっこいい!」と思えるものもありますが、半分くらいは「え??」っていう完成度……やっぱり作例って大事だと思うんですよ。それを見て「かっこいい!自分も作ってみたい!」と思うわけですから。
表紙もなぜかガンプラそのままの写真ですしね…これじゃ、デジラマ本だってのは、表紙見てもわかりません……
ですが、現在でもまだなんとか入手可能なハイツー本としては貴重だと思います。